化粧水の8割が水

化粧水の8割が水

こんにちは!

今回のマガジンでは化粧水がほとんど水だと言われる理由や化粧水を使うべき理由をお伝えしたいと思います。

Contents

化粧水と水の違い

化粧水といえば、毎日のスキンケアで必ず使うものですよね。
でも、「化粧水ってほとんど水だから意味がない」と耳にしたことはありませんか?
確かに化粧水の配合成分を見ると、精製水などの水が多く配合されていることがあります。
それなら水を与えるのと何が違うのか、疑問になってしまいますよね。
詳しくみていきましょう。

化粧水と水の違い

化粧水の“水”とは

化粧水に配合される“水”は、正しく言えば水道からでるあの“水”ではなく、水性成分のことを表しています。水性成分には、水をはじめ、エタノールやグリセリン、BG、DPG、ヒアルロン酸 Na、糖類などがあり、肌の潤いを保つ保湿剤の働きがあります。

化粧水の“水”とは

化粧水とは

例えば、机に水を一滴垂らして、しばらく置いておくと、水は蒸発をしてしまいますよね。しかし、そこに砂糖を少し加えると同じように水は蒸発しますが、蒸発した部分を見ると、蒸発できずに残った水と砂糖が残ります。
これは砂糖に保湿力があるため、水を抱え込んでくれているためです。
砂糖同様に上記で紹介した水性成分には水を抱え込む働きがあります。
つまり、ただの水を肌に与えても、蒸発してしまい肌に潤いを届けることができません。むしろ蒸発する時に“気化熱”という科学的な反応で、肌の潤いまで奪ってしまいます。

ポイント

そのため、化粧水という名前の通り、水性成分を多く含む化粧水ですが、肌に潤いを与えるという意味では、必要不可欠なスキンケア製品の一つなのです。
化粧水を与える際には、一度や二度ではなく、肌にしっかりと馴染むよう最低でも5回は馴染ませてあげるようにしてくださいね。

ポイント

(記事監修)美容家 濱田文恵

スキンケアについて詳しく知りたい方はこちら

「スキンケアの意義」

TOPへ